【光毒性のあるエッセンシャルオイル(精油)】

精油の中には、肌についた状態で紫外線に当たると、皮膚にダメージを与える「光毒性」という作用を持つものがあります。弊社で取り扱っている精油の中では、ベルガモット、ライム、レモン、グレープフルーツ・ピンク、グレープフルーツ・ホワイト、タンジェリン、マンダリンなど、主に柑橘系の7種です。マンダリン、タンジェリンの場合はごく微量ではありますが、弱い光毒性があります。

ベルガモットはアロマテラピーで一般に使用される精油の中では、最も強い光毒性を持つもののひとつですが、弊社で取り扱っているベルガモット精油は、光毒性のあるベルガプテンという成分を取除いた、ベルガプテン・フリーのベルガモット精油ですので、光毒性の成分はございません。ただし、精油は100%天然とは言え、濃縮された成分であるため、肌への刺激は強いので、注意事項を必ず守ってご使用ください。


【光毒性があると誤解されるエッセンシャルオイル(精油)】

「柑橘系の精油には光毒性がある」と言われておりますが、実際はオレンジスイートには光毒性はありません。オレンジスイートに光毒性があると書かれているアロマテラピーの入門書もあるようですが、これは正確な情報ではありません。但し、オレンジビターの精油には強い光毒性があります。オレンジビターは毒性が強くアロマテラピーでの使用に適さないため、通常は一般向けには販売されておりません。

レモングラス、シトロネラ、メイチャン、レモンマートル、プチグレインは香りの種類により「柑橘系」に分類されますが、柑橘系の植物から抽出される精油ではありませんので、光毒性はありません。レモングラスとシトロネラはイネ科、メイチャンはクスノキ科、レモンマートルはフトモモ科の植物です。プチグレインはオレンジビターから採れる精油ではありますが、果実から採れる精油ではなく、葉と枝から水蒸気蒸留法で抽出される精油ですので光毒性はありません。


【光毒性によって何が起こるか】

光毒性のある精油を実際に肌につけて日光にあたった場合、どの程度の危険があるのでしょうか?原液もしくは濃度の高いものを肌につけて紫外線にあたった場合、精油の中に含まれるベルガプテン・フロクマリン類という成分が紫外線のエネルギーを蓄積します。その後、一度にそのエネルギーを皮膚内に放出するため、光毒性効果が生じて短期間で強いタンニング(日焼け)を起こします。強い日焼けというのは火傷と同じですので、その度合いによっては皮膚にシミとして残ってしまったり、皮膚の組織を損傷したりしてしまいます。
光毒性の成分を含む精油を用いたスキンケア、マッサージ、アロマバスなど、皮膚へのご使用の際は、紫外線に当たるなどの行為を行わないよう、十分に注意してください。


「光毒性がある」と言うことで不安になりがちですが、肌への刺激や紫外線への注意を守っていただければ、他の精油と同じようにご利用頂けますので、ご安心ください。

 【アロマテラピー注意事項】 も必ずお読みください。