アロマテラピー注意事項

●精油は濃縮された成分

精油は天然の成分とは言え、非常に濃縮された成分です。そのため皮膚への刺激も強いため、原液を直接肌に塗らないでください。誤って精油の原液が直接皮膚についてしまった場合は、大量の水で洗い流しましょう。
精油を内服・飲用しない
でください。
点眼しないように、また目に入らないようにしましょう。万が一、目に入ってしまった場合は、大量の水ですぐに洗い流してください。


●精油は揮発性物質なので引火に注意

精油は引火する可能性があるので、火気に注意し、台所での使用には十分注意しましょう。
芳香拡散器(主にキャンドルを使った拡散器)をご利用の場合、周りに燃える物は置かず、熱に弱いテーブルやオーディオ機器の上は避け、ペットやお子様の手の届かない、風のない安定した場所に置いてください。器具に適したキャンドルを用い、空焚きに注意し、就寝時は必ず火を消してください。


●お子様やお年寄りへの使用量は少なめに

子供の手の届かないところに保管しましょう。小さなお子様が誤って精油を飲んでしまう恐れもあります。
3歳未満の乳幼児
には芳香浴(香りを部屋などに香らせる方法)以外のご利用はお止めください。
お子様やお年寄り、敏感な体質の方がご利用する際は、まず基準の半分以下の量からご使用する事をおすすめします。


●ペットとアロマテラピーについて

ペットにアロマテラピーを利用することもできますが、自分のペットへの自己責任において行なってください。
ペットは人間以上に嗅覚が敏感です。人間が感じる以上の強さで香りを感じ、人間のようにコミュニケーションをとりにくいので、アロマテラピーを行なう際に、ご自分のペットの反応などを十分注意を払い、過度のご使用はおやめください
人間のひとりよがりな考えでアロマテラピーを施しすぎないよう、ペットの立場になって注意してあげましょう。


●妊婦に対する注意

アロマテラピーは妊娠中でも安心して楽しめるものではありますが、妊娠中は香りに敏感になっております。健康で経過が順調であることを確認し、基準の分量よりも少ない分量でご使用ください。芳香浴以外のアロマテラピー(マッサージや沐浴など)を実践する場合は、特に精油の使用量にご注意ください。また、全身のアロマテラピーを行う場合は、経験を積んだアロマセラピストに相談の上、ご利用ください。
妊娠中のご利用を避けた方がよい精油もございます。ご購入される際は各精油の注意事項を良く読み、妊娠中にアロマテラピーを楽しむ事に不安を感じるようでしたら、まずは専門医にご相談ください。


●精油の使用量

芳香浴の際、精油の量は部屋の広さ、精油の香りの強さ、通気性などを目安に多少の加減をしてご使用ください。芳香拡散器などをご利用の場合、通常1〜5滴以下を基準とします。
精油を身体に利用する方法(沐浴法、トリートメント法、湿布法など)では、水や植物油などで精油の量を1%以下に必ず希釈(薄める)してご使用ください。

精油をご使用の際、不快感や異変などを感じる時はご使用をお止めください。


●光毒性のある精油について

精油成分の一部には※光毒性があるものがありますので、ご注意下さい。代表として、ベルガモット・グレープフルーツ・レモンなど、主に柑橘系の精油に含まれる成分です。


●精油の保存方法

精油は高温多湿や空気(酸素)、紫外線などにより酸化が早まりますので、キャップをしっかり閉めて湿気の少ない冷暗所に保管してください。


●その他

日本ではアロマテラピーは雑貨の一部に属されており、主に香りを楽しみながら心や身体を癒すものとして多く親しまれております。医薬品ではございませんので、必ずしも、その効果効能を発揮するというものではありません。
精油は、ご使用の際の注意を守れば、決して危険なものではありません。安全に、快適にご利用頂くために、以上のような注意点を必ず守って、ご利用ください。
光毒性とは?

光毒性のあるエッセンシャルオイル(精油)

精油の中には、肌についた状態で紫外線に当たると、皮膚にダメージを与える「光毒性」という作用を持つものがあります。ベルガモット、ライム、レモン、グレープフルーツ・ピンク、グレープフルーツ・ホワイト、タンジェリン、マンダリン・レッドなど、主に柑橘系の精油です。マンダリン、タンジェリンの場合はごく微量ではありますが、弱い光毒性があります。


光毒性があると誤解されるエッセンシャルオイル(精油)

「柑橘系の精油には光毒性がある」と言われておりますが、実際はオレンジスイートには光毒性はありません。但し、オレンジビターの精油には強い光毒性があります。オレンジビターは毒性が強くアロマテラピーでの使用に適さないため、通常は一般向けには販売されておりません。

レモングラス、シトロネラ、メイチャン、レモンマートル、プチグレインは香りの種類により「柑橘系」に分類されますが、柑橘系の植物から抽出される精油ではありませんので、光毒性はありません。

レモングラスとシトロネラはイネ科、メイチャンはクスノキ科、レモンマートルはフトモモ科の植物です。プチグレインはオレンジビターから採れる精油ではありますが、果実から採れる精油ではなく、葉と枝から水蒸気蒸留法で抽出される精油ですので光毒性はありません。


光毒性によって何が起こるか?

光毒性のある精油を実際に肌につけて日光にあたった場合、どの程度の危険があるのでしょう。原液もしくは濃度の高いものを肌につけて紫外線にあたった場合、精油の中に含まれるベルガプテン・フロクマリン類という成分が紫外線のエネルギーを蓄積します。

その後、一度にそのエネルギーを皮膚内に放出するため、光毒性効果が生じて短期間で強いタンニング(日焼け)を起こします。強い日焼けというのは火傷と同じですので、その度合いによっては皮膚にシミとして残ってしまったり、皮膚の組織を損傷したりしてしまいます。

光毒性の成分を含む精油を用いたスキンケア、マッサージ、アロマバスなど、皮膚へのご使用の際は、紫外線に当たるなどの行為を行わないよう、十分に注意してください。

「光毒性がある」と言うことで不安になりがちですが、肌への刺激や紫外線への注意を守っていただければ、他の精油と同じようにご利用頂けますので、ご安心ください。

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