■芳香浴
オイルウォーマー
キャンドルの熱で精油を温め、空気中に香りを拡散させる方法。ウォーマーの受け皿に水と1〜5滴の精油を入れ、キャンドルに火をつけます。水分とともに精油が蒸発され芳香成分が漂います。キャンドルの光りで視覚的にも癒される方法です。
※点火中は熱に弱い物の上に置いたり、加熱性の物をそばに置かないよう気をつける事。水分が蒸発するので、空焚きには十分注意。加熱中は、その場を離れないように気を付けましょう。
アロマライト
電球の熱で精油を温める芳香浴専用のグッズです。火を使わないので、安全に使えます。受け皿に精油を1〜5滴おとし、スイッチをいれます。徐々に精油が温められ、芳香成分が漂います。湯・水を使用するものもあるので、必ず取り扱い説明書を読みましょう。
ディフューザー
電動式のエアポンプによる空気圧で精油の芳香成分を空気中に拡散される器具や、素焼きのストーンに精油を数滴たらして空気中に香りを拡散するなど、火を使わずに安全に楽しめる方法です。
マグカップやハンカチ
身近なグッズを使ったとても手軽な方法。ハンカチなどに精油を1〜2滴たらし、香りをかぎます。シミになるおそれがあるので、しみになっても良い物やティッシュなどを選ぶと良いでしょう。
マグカップに湯を8分目まで入れ、精油を1〜2滴たらします。香りを嗅いで深呼吸。容器は陶器かガラス製の物を使用してください。洗っても匂いがつく可能性がありますので、芳香浴専用としてお使いできるものにしましょう。
■アロマバス
全身浴
浴槽の中に1〜5滴の精油を落とし、よく混ぜて肩までつかる。リラックスしたい時は38〜40度のぬるめのお湯で長めに、目覚めたい時は42度程度の熱めのお湯で短時間の入浴を。
半身浴
浴槽のお湯に1〜3滴の精油を混ぜ、みぞおちまでつかります。長時間ゆっくりつかって、デトックスやダイエットに。上半身が寒い場合は、肩からバスタオルなどをかけてください。
手浴(ハンドバス)
大きめの洗面器に42度くらいのお湯を入れ、精油を1〜3滴入れてよく混ぜ合わせます。5〜10分くらい、その中に手首まで浸します。肩こり、頭痛、しもやけや手荒れにも。
足浴(フットバス)
お湯に足首まで浸す方法です。大きめの洗面器やバケツに、やや熱めのお湯を入れ、3〜4滴の精油を入れてよくかき混ぜ、10〜15分程度、足を浸けます。風邪で入浴ができない時や、足がむくんだ時に最適です。
■その他
フェイシャルスチーム
洗面器に熱めのお湯をはり、1〜3滴の精油を落とし、蒸気が逃げないように頭からタオルをかぶり、目を閉じて、立ち上る香りの蒸気を吸入します。肌のトラブルのケア、鼻風邪に。
※顔を近づけ過ぎないように気を付けましょう。刺激の強すぎる精油は避けましょう。
コスメ
石鹸、シャンプー&コンディショナー、化粧水やクリームなどの手作りコスメを楽しんでみましょう。目的に合った精油を利用して、オリジナルコスメの材料を用いて、自分なりのコスメを作ってみてください。
※精油は直接肌に使用してはいけません。オイルやクリーム、精製水などで必ず希釈してください。また、ご使用前には必ずパッチテストを行なってください。
湿布
水、または湯をはった洗面器に、精油を1〜3滴落とし混ぜたら、タオルを浸して絞り、気になる体の箇所にあてて湿布します。一般的に運動後などのクールダウンや爽快感を得たい時は冷湿布、慢性の肩こりや腰痛、疲れ目などには温湿布が良いとされています。
※ご使用前に、必ずパッチテストを行なってください。
マッサージ
キャリアオイル(ホホバオイルやココナッツオイルなどの植物油)に精油を加えてマッサージをします。精油の作用が皮膚を通して体内に浸透し、メンタルにも働きかけます。やさしく手で触れることにより、心身ともに落ち着きます。
※ご使用前に、必ずパッチテストを行なってください。
ルームスプレー 消臭や殺菌、虫除けなどに有効な作用を持つ精油を、毎日の家事に取り入れてみましょう。無香料の洗剤に精油を1〜2滴混ぜ合わせて洗濯用洗剤を作ったり、精製水と精油でルームスプレーを作ってルームフレグランスにしてみたり、拭き掃除の時の水に精油を混ぜたり、精油を1〜2滴たらしたティッシュを掃除機の中やゴミ箱の中に入れて香りを漂わせたり、いろいろな方法で楽しめます。
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