フローラル系

アイリス(イリス)



アイリスは、ギリシア神話の女神 Iris(イリス)からきた名前です。イリスが虹を渡って神々のいる天上と地上を行き来する使者だったことから、「メッセージ」や「良き便り」など花言葉がついたそうです。

その他にも、空にかかる虹のように希望を与えるということから「希望」という花言葉、真っすぐに伸びるアイリスの姿から「信じる心」という花言葉がつけられました。

▼ 学名 : Iris florentina、Iris pallida、Iris pallida

▼ 科名 : アヤメ科

▼ 植物の主な産地 : ヨーロッパ南部、日本、東アジア

▼ 植物の説明 : 日本を含む東アジアや、ヨーロッパ南部などが原産とするアヤメ属の総称。1本の茎を伸ばし、先端に4片ほどの花を咲かせる。

▼ 香りの特徴 : ほんのりパウダリーで暖かく、スミレににたフローラルな香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 中

▼ 抽出部位 : 根

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、グレープフルーツ、レモン、クラリセージ、ラベンダー、コリアンダー、サンダルウッド、ベンゾイン

▼こんな時にオススメ : 心を落ち着かせる、美白効果、抗酸化作用など。

▼ 使用上の注意 : 妊娠中は使用を避けること。刺激が強いので肌に使用しない。精油全般に言える安全な使い方を守ること。




イモーテル(ヘリクリサム)


乾燥した石だらけの大地でも育つため「不死」の意味をもつイモーテルという名前がつきました。

鮮やかな黄色の花は、乾燥させても色や形状が変わらず「エバーラスティング」とも言われています。
カレーの様な香りがすることからカレーの木とも言われます。

▼ 学名 : Helichrysum italicum、Helichrysum angustifolium

▼ 科名 : キク科

▼ 植物の主な産地 : フランス、イタリア、スペイン、ユーゴスラビア

▼ 植物の説明 : コルシカ島に多く生息している亜低木です。草丈は60-100cm程になります。

▼ 香りの特徴 : ほんのりとした苦みと、温かさがある甘くスパイシーな香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 強

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、グレープフルーツ、レモン、ベルガモット、サンダルウッド、ジュニパーベリー、ベチバー、フランキンセンス

▼ こんな時にオススメ : 心を落ち着かせる、過剰なストレスや緊張をやわらげる、血液の流れを良くする、アレルギー症状の緩和、老化防止の作用など。

▼ 使用上の注意 : 妊娠中、授乳中、幼児、てんかん症の人、キク科アレルギーは避ける。
精油全般に言える安全な使い方を守ること。




カーネーション・アブソリュート



カーネーションの歴史は古く、古代ギリシアの時代から香料として栽培されていました。
ヨーロッパではキリストが処刑されたときに聖母マリアが流した涙のあとから生えた花だという伝承があります。

母の日にカーネーションを贈る習慣は、1907年アメリカのアンナ・ジャービスが母が好きだった白いカーネーションを母の命日に教会で配ったことが始まりとされ、1914年にウィルソン米国大統領が5月の第2日曜日を母に感謝する日として記念日になったそうです。

▼ 学名 : Dianthus caryophyllus

▼ 科名 : ナデシコ科

▼ 植物の主な産地 : エジプト、ヨーロッパ

▼ 植物の説明 : ナデシコ科ナデシコ属の多年草。別名にオランダナデシコ、ジャコウナデシコ(麝香撫子)、オランダセキチクなど多種類ある。

▼ 香りの特徴 : 甘くて濃厚で、ややスパイシーな香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 強

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 揮発性有機溶剤抽出法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、レモン、ローズ、ゼラニウム

▼ こんな時にオススメ : 気分をリフレッシュ、鎮静作用など。

▼ 使用上の注意 : 妊娠中・授乳中は使用を避ける。刺激が強いので、肌には使用しないこと。精油全般に言える安全な使い方を守ること。




カモミール・ジャーマン



カモミールの語源は「大地のリンゴ」という意味のギリシア語名のカマイメーロン。これは花にリンゴの果実に似た香りがあるためです。ハーブティーで飲むと、精油のカモミールローマンのようなフルーティーなリンゴのような香りがします。

安全で効果的なハーブとして、古くからヨーロッパ、アラビアで利用された。中世までは特にフランスなどで薬草として用いられ、健胃・発汗・消炎作用があるとして、婦人病などに用いられていました。
日本には19世紀の初めにオランダから渡来したと言われています。

▼ 学名 : Matricaria recutita (Matricaria chamomilla)

▼ 科名 : キク科

▼ 植物の主な産地 : エジプト、ドイツ、ハンガリー、フランス、モロッコ

▼ 植物の説明 : ヨーロッパから西アジアにかけて分布し、草丈60cmくらいになる。葉は羽状複葉で、春先に、中心の管状花が黄色で、舌状花が白い直径3cmくらいの頭花を多数咲かせる。花にリンゴに似た特有の強い香りがある。

▼ 香りの特徴 : フルーティーでほんのり甘いリンゴのような温もりのある香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 強

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : クラリセージ、ジャスミン、オレンジスイート、ベルガモット、マンダリン、ラベンダー、ローズオットー

▼ こんな時にオススメ : 不安や緊張、ストレス、怒りや恐怖、穏やかな眠り

▼ 使用上の注意 : 精油全般に言える安全な使い方を守ること。




カモミール・ローマン



古くから薬草として知られ、古代エジプトでは太陽神への捧げものにされていたそうです。穏やかで確かな薬効のあるハーブとして、アラビア、ヨーロッパで古代より広く利用されていました。

ハーブティーはリンゴに似た香りで、鎮静効果を持つとされ、不安、胃腸の不調、不眠などをの不調を治すために使われております。

▼ 学名 : Chamaemelum nobile(Anthemis nobilis)

▼ 科名 : キク科

▼ 植物の主な産地 : フランス、モロッコ

▼ 植物の説明 : 一年草のジャーマンカモミールと違い、毎年6月から7月の夏に2、3センチの小さな花を咲かせる多年草です。茎は毛状に地面を這うように伸びていて、芝づくりにも利用されています。葉と花の両方に甘いリンゴのような香りがします。

▼ 香りの特徴 : フルーティーで甘いリンゴのような香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 強

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : クラリセージ、ジャスミン、オレンジスイート、ベルガモット、マンダリン、ラベンダー、ローズオットー

▼ こんな時にオススメ : 不安や緊張、ストレス、怒りや恐怖、穏やかな眠り

▼ 使用上の注意 : 精油全般に言える安全な使い方を守ること。



キンモクセイ・アブソリュート



秋に小さいオレンジ色の花を無数に咲かせるキンモクセイ。

花は白ワインに漬けたり、お茶に混ぜて桂花茶と呼ばれる花茶にしたり、蜜煮にして桂花醤と呼ばれる香味料に仕立てたりします。

▼ 学名 : Osmanthus fragrans

▼ 科名 : キンモクセイ科

▼ 植物の主な産地 : 中国

▼ 植物の説明 : 中国原産の常緑性樹木で秋に小さなオレンジ色の小花をかたまって咲かせます。

▼ 香りの特徴 : ほんのり甘くフルーティーな紅茶のような香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 中

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 揮発性有機溶剤抽出法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、レモングラス、ラベンダー、ローズ

▼ こんな時にオススメ : 不安や緊張を和らげる、ストレスやイライラの緩和。

▼ 使用上の注意 : 妊娠中・授乳中は使用を避ける。精油全般に言える安全な使い方を守ること。




ジャスミン



花言葉は「愛らしさ」「優美」「 清純」「 喜び」「 素直」。香水・アロマテラピーのエッセンシャルオイルの原料としておなじみです。日本名は「ソケイ(素馨)」。「白い香り」という意味です。花からとれる香り成分「精油」は優雅で甘美な芳香で、高級な香水原料となります。

「ジャスミンティー」の原料は中国原産の種類で、日本名は「マツリカ(茉莉花)」。語源は、アラビア語の「ヤースミーン」。それが転じて「ジャスミン」となりました。

▼ 学名 : Jasminum officinalis

▼ 科名 : モクセイ科

▼ 植物の主な産地 : インド

▼ 植物の説明 : インド・ヒマラヤ原産の常緑低木。400種類もあり、香りの強い小さな白い花を咲かせます。

▼ 香りの特徴 : 甘くて濃厚、ほんのりフルーティな香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 中

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 揮発性有機溶剤抽出法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、グレープフルーツ、ベルガモット、レモングラス、イランイラン、カモミール、ゼラニウム、ラベンダー、ローズ、ネロリ、シダーウッド、クラリセージ、フランキンセンス

▼ こんな時にオススメ : 気持ちを和らげ、官能的な感情を呼び覚ます。恐れや不安、悩みを和らげ、感情のバランスをとってくれます。

▼ 使用上の注意 : 妊婦は使用を控えてください。精油全般に言える安全な使い方を守ること。




ゼラニウム



フローラル系のハーブ、ゼラニウムのオーガニック精油。

小さなピンクの花と尖った葉の多年草。愛らしいゼラニウムの花の葉からとれる癒しの精油です。

欧米では昔から魔除けとして建物の窓際や生垣に赤いゼラニウムを飾っていますが、精油にするのはこの種ではなくニオイテンジクアオイと呼ばれるものです。

うつをやわらげ、明るい気持ちにさせてくれます。

▼ 学名 : Pelargonium graveolens

▼ 科名 : フウロソウ科

▼ 植物の主な産地 : エジプト

▼ 植物の説明 : 草丈20〜80cmの多年草。様々な種類があり、花はピンク、白、赤などがあります。

▼ 香りの特徴 : ほんのりバラに似て、青みが買った香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 中〜強

▼ 抽出部位 : 葉

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : グレープフルーツ、サイプレス、サンダルウッド、シダーウッド、ジュニパーベリー、シトロネラ、ネロリ、ベルガモット、ラベンダー

▼ こんな時にオススメ : 明るい気分になりたい、月経前緊張症、更年期障害に悩んでいる、皮脂のバランスを整えたい

▼ 使用上の注意 : 精油全般に言える安全な使い方を守ること。




ネロリ



甘いビターオレンジの花からとれる精油です。ネロリの名は、イタリアのネローラ公国のマリア・アンヌ王妃が愛用していたことに由来しています。長い間、純潔を象徴するとともに永遠の誓いのしるしと考えられ、花嫁のブーケに使われてきました。

この精油はほんの少量抽出するのに大量の花が必要になるため大変高価です。抽出する時に同時にできるオレンジフラワーウォーターはスキンケア用品として人気があります。

不安や緊張をほぐし、気持ちを落ち着かせ、交感神経をしずめ、安眠を促してくれます。

▼ 学名 : Citrus aurantium

▼ 科名 : ミカン科

▼ 植物の主な産地 : イタリア

▼ 植物の説明 : 高さ4〜5mのミカン科の常緑低木。和名「橙(ダイダイ)」。

▼ 香りの特徴 : 華やかで明るく、柔らかいオレンジ系の香りを含む。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 中

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : イランイラン、オレンジスイート、サンダルウッド、ゼラニウム、ローズ、パルマローザ、ベルガモット、ライム、ラベンダー、ローズマリー

▼ こんな時にオススメ : 孤独や不安から開放されたい、眠れない、肌に弾力がない

▼ 使用上の注意 : 精油全般に言える安全な使い方を守ること。




バイオレット・フラワー



古くから薬草として使われてきた歴史のある植物です。
16世紀、マリー・アントワネットやハプスブルク家王妃エリザベート、ナポレオンもバイオレットフラワーの香りを愛用していたと言われております。

古くから薬草療法や着色料などに用いられてきました。花はシロップ漬けなどの食用としても使われています。

和名を「ニオイスミレ」と呼び、採油量が少ないため、大変貴重で高価な精油です。

▼ 学名 : Viola odorata

▼ 科名 : スミレ科

▼ 植物の主な産地 : フランス、エジプト、イタリア

▼ 植物の説明 : 寒さには強く、暑さに弱い多年草。西アジアからヨーロッパ、北アフリカの広い範囲に分布し、また、バラやラベンダーとならぶ香水の原料花として、古くから栽培されています。

▼ 香りの特徴 : 甘くてフローラルなスミレの香り。

▼ ノート : トップ〜ミドル

▼ 香りの強さ : 強

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 揮発性有機溶剤抽出法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、グレープフルーツ、レモン、シトロネラ、ラベンダー、サンダルウッド

▼ こんな時にオススメ : 催眠作用、不眠症改善、鎮静作用、ストレス・イライラを鎮める、喉の炎症、気管支炎。

▼ 使用上の注意 : 妊婦は使用しないこと。皮膚刺激の可能性があるため、肌への使用は避ける。精油全般に言える安全な使い方を守ること。




パルマローザ



イネ科のハーブ、パルマローザのオーガニック精油。ローズやゼラニウムに似た甘い香りのイネ科の植物、パルマローザの葉から抽出した精油です。

パルマローザ油はインディアンゼラニウム油、あるいはロシャと言う名でも知られておりローズの精油代わりに使われることがあります。ヨーロッパ、アメリカ、日本など様々な国でスキンケアの材料として人気が高く、香水の素材としても多く使われております。

不安定な情緒を鎮め、気持ちを明るくさせてくれます。

▼ 学名 : Cymbopogon martinii

▼ 科名 : イネ科

▼ 植物の主な産地 : インド

▼ 植物の説明 : インド原産の花。ローズの精油代わりに利用される事もある

▼ 香りの特徴 : ローズに似た甘い香り。

▼ ノート : トップ

▼ 香りの強さ : 強

▼ 抽出部位 : 葉

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : ベルガモット、シトロネラ、ラベンダー、レモン、ライム

▼ こんな時にオススメ : 心を元気に、リフレッシュ、リラックス、皮脂バランスを整える、ニキビケア

▼ 使用上の注意 : 妊婦は使用しないこと。精油全般に言える安全な使い方を守ること。




フランジュパニ(プルメリア)



精油の原料となるプルメリアの花はハワイではレイの材料になり、インドネシアやインドでも宗教儀式やもてなしに生花がふんだんに使われますが、精油の生産量は多くありません。

フランジュパニの香料は16世紀、イタリアのフランギパニ公爵が最初に生み出したといわれてます。プルメリアの花がフランジュパニと呼ばれるのは、花の香りがその香料の香りによく似ていたためと伝えられています。

気持ちをほぐし、元気づけてくれ、五感を解放させ、集中力を高めてくれます。

▼ 学名 : Plumeria alba reconstituted

▼ 科名 : キョウチクトウ科

▼ 植物の主な産地 : インド

▼ 植物の説明 : 別名「プルメリア」。白、黄色、ピンク、赤などの花を咲かせます。

▼ 香りの特徴 : 甘みのある南国的な香り。

▼ ノート : ミドル〜ベース

▼ 香りの強さ : 中〜強

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : ラベンダー、オレンジスイート

▼ こんな時にオススメ : 元気を出したい、血液の流れが悪い、冷え性

▼ 使用上の注意 : 精油全般に言える安全な使い方を守ること。




ミモザ・アブソリュート



ミモザの花言葉は「秘密の恋」そして「友情」です。「秘密の恋」は、インディアンの若い男女が愛を告白するとき、アカシア属の花を使ったことに由来するともいわれています。

ミモザが黄色い花をつける季節、毎年3月8日は国際女性デーです。イタリアでは「ミモザの日」と呼ばれ、男性が日ごろの感謝の気持ちを込めて、妻や恋人、身近の女性などにミモザの花を贈る習慣があるそうです。

▼ 学名 : Acacia dealbata

▼ 科名 : マメ科

▼ 植物の主な産地 : オーストラリア

▼ 植物の説明 : ミモザはマメ科オジギソウ属の植物の総称。オーストラリア原産で、開花時期は3月から4月頃。

▼ 香りの特徴 : 甘くて優しいパウダリーでフローラルな香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 中

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 揮発性有機溶剤抽出法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、レモン、ベルガモット、ラベンダー、ローズ

▼ こんな時にオススメ : 心を落ち着かせてくれる、気分を明るくさせる、ストレス緩和、皮脂の分泌を調整する。

▼ 使用上の注意 : 妊娠中・授乳中は使用を避ける。精油全般に言える安全な使い方を守ること。




ラバンディン(ラバンジン)



真正ラベンダーとスパイクラベンダーの自然交配によって生まれた、ヨーロッパ産の雑種のラベンダーです。ラバンディン(ラバンジン)とも言います。真正ラベンダーよりも大きく、濃い青色の花を咲かせ、強い香りを放ちます。
鎮静作用は真正ラベンダーよりもやや弱め。

真正ラベンダーはリラックスしたい夜に、そしてこの種のラベンダーはカンファーの香りが強めなので昼間使用にむいています。

▼ 学名 : Lavandula hybrida

▼ 科名 : シソ科

▼ 植物の主な産地 : フランス

▼ 植物の説明 : 紫色の花を咲かせるポピュラーなハーブ(ラベンダー)。

▼ 香りの特徴 : ちょっぴりドライでスッとする香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 強

▼ 抽出部位 : 花と葉

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、グレープフルーツ、ベルガモット、レモン、クラリセージ、ゼラニウム、ティートリー、ユーカリプタス、マジョラムスイート

▼ こんな時にオススメ : 疲れた心をリフレッシュ、筋肉痛、肩が凝っている、風邪ぎみ、肌トラブル、軽い火傷など

▼ 使用上の注意 : 精油全般に言える安全な使い方を守ること。




ラベンダー



真正ラベンダーと呼ばれ、ラベンダーの中でも最も優しく、柔らかな甘い香りが特徴です。

ラベンダーは古くから虫除け、あるいは火傷や傷など幅広く使われておりました。鎮静作用に優れていて、精神面では心をリラックスさせ、安らかな眠りへと誘ってくれます。バランスを失った心身の状態を、健康な状態へと働きかけてくれる精油です。

▼ 学名 : Lavandula angustifolia

▼ 科名 : シソ科

▼ 植物の主な産地 : ブルガリア

▼ 植物の説明 : 真正ラベンダーとも言われ、ラベンダーの中でも優しい香りが特徴。

▼ 香りの特徴 : フランス産のラベンダーにくらべ、柔らかくほのかに甘い香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 中

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、レモン、ゼラニウム、ベルガモット、ローズマリー

▼ こんな時にオススメ : ストレスを解消し、リラックスしたい、月経痛で悩んでいる、眠れない、ニキビや切り傷、軽い火傷など

▼ 使用上の注意 : 精油全般に言える安全な使い方を守ること。




ローズオットー(ダマスクローズ)



ローズは「香りの女王」とも呼ばれます。その優雅な香りは古くから女性に愛されてきました。甘さを含んだエレガントで気高いローズの花の香りのフレグランス・オイルです。エリザベス朝時代に香りをつけた食品が大流行した際、特に人気を集めたのがローズだったと言う話もあります。

ローズオットーの抽出されるダマスクローズ(Rosa damascena)は、主にブルガリアやトルコで生産されていますが、ブルガリア産出のローズオットーが最高品質のものとして有名です。

▼ 学名 : Rosa damascena

▼ 科名 : バラ科

▼ 植物の主な産地 : ブルガリア

▼ 植物の説明 : トゲのある落葉少低木で、香りと同様に美しいお馴染みの花を5月から6月にかけて咲かせます。

▼ 香りの特徴 : 女性に愛される、甘く優美な香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 強

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、グレープフルーツ、ベルガモット、レモン、カモミール、ネロリ、ジャスミン、ラベンダー、ゼラニウム、クラリセージ、サンダルウッド、シダーウッド、イランイラン

▼ こんな時にオススメ : 女性ホルモンのバランスを整える、ストレス・イライラの改善、肌の乾燥

▼ 使用上の注意 : 妊娠中は使用しないこと。精油全般に言える安全な使い方を守ること。




ローズ・ゼラニウム



バラによく似た香りがする愛らしいピンク色の花を咲かせる植物。

ヨーロッパでは「美肌草」と呼ばれ親しまれています。春から夏にかけては白やピンク色のきれいな花を咲かせ、香りも良いので、葉は乾燥させてポプリにもできます。甘く優しいバラのような香りは、心をほっと落ち着かせ、イライラやストレスをほぐしてくれるでしょう。

▼ 学名 : Pelargonium graveolens spp.

▼ 科名 : フウロソウ科

▼ 植物の主な産地 : フランス

▼ 植物の説明 : バラに似た香りのピンクの可愛い花。

▼ 香りの特徴 : ほんのりバラに似た甘い香り。

▼ ノート : ミドル

▼ 香りの強さ : 中

▼ 抽出部位 : 葉

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : グレープフルーツ、シダーウッド、ゼラニウム、バジルスイート、ペパーミント、レモングラス

▼ こんな時にオススメ : ストレスがたまっている、PMSや更年期の症状に悩んでいる、むくんでいる、肌トラブルに悩んでいる

▼ 使用上の注意 : 精油全般に言える安全な使い方を守ること。



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