オリエンタル系

イランイラン




エキゾチックで甘いフローラルな香りイランイランの精油。
イランイランと言う名は「花の中の花」を意味するマレー語の「アランイラン」に由来します。甘く濃厚なイランイランの香りは、古くから催淫効果があると言われ、インドネシアでは新婚の夫婦が夜を過ごすベッドにイランイランの花びらを敷き詰める風習があるそう。精油の香りは人によって好き嫌いが大きく分かれますが、高級フレグランスの原料として広く使われ、最も身近な香りのひとつと言えるでしょう。

心配事や不安から解放され、元気を与えてくれる香りです。

▼ 学名 : Cananga odorata

▼ 科名 : バンレイシ科

▼ 植物の主な産地 : フランス

▼ 植物の説明 : ジャスミンに似た香りを放つ黄色い花が年に2回咲きます。

▼ 香りの特徴 : ジャスミンに似た甘美な香り。

▼ ノート : ミドル〜ベース

▼ 香りの強さ : 中〜強

▼ 抽出部位 : 花

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : オレンジスイート、サンダルウッド、ベルガモット、ラベンダー、レモン

▼ こんな時にオススメ : 緊張を和らげたい、心配事や不安がある、動悸など、皮脂のバランスが悪い

▼ 使用上の注意 : 香りが強いので、使用量は控えめに。精油全般に言える安全な使い方を守ること。





ガルバナム



旧約聖書に出てくるとても古い香りの一つです。旧約聖書ではフランキンセンスと一緒に混ぜて使われたことが書いてあります。古代エジプトではミイラの防腐剤として使用されていました。

現在は香水用の香料として、オリエンタル系の保留剤に欠かせない香りです。

▼ 学名 : Ferula gummosa

▼ 科名 : セリ科

▼ 植物の主な産地 : イラン、イスラエル、トルコ、シリア

▼ 植物の説明 : 中東諸国に見られる低木で、染み出してくるゴム樹脂から採油を行う。根茎に切り込みを入れ樹脂が採れるようになるのは4年目以降。

▼ 香りの特徴 : 甘さとスパイシーさ、バルサミックさを併せ持った香り。

▼ ノート : トップ〜ミドル

▼ 香りの強さ : 中〜強

▼ 抽出部位 : 樹脂

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : マンダリン、ベルガモット、メイチャン、レモン、レモングラス、ネロリ、ゼラニウム、シナモン、フランキンセンス、ミルラ、ベンゾイン

▼ こんな時にオススメ : 激しい苛立ちを和らげる、ストレスを解消させる、喘息・気管支炎など、肌のたるみ・しわ

▼ 使用上の注意 : 妊娠中は使用を控えること。敏感肌の方は使用に注意。精油全般に言える安全な使い方を守ること。





サンダルウッド



原産国はインド、インドネシア、オーストラリアなど。太平洋諸島に広く分布するが、ニュージーランド、ハワイ、フィジーなどの白檀は香りが少なく、香木としての利用は少ないです。

特にインドのマイソール地方で産する白檀が最も高品質とされ、老山白檀という別称で呼ばれています。

▼ 学名 : Santalum album

▼ 科名 : ビャクダン科

▼ 植物の主な産地 : インド

▼ 植物の説明 : サンダルウッド(白檀)は、樹齢7年まで自分の根をほかの木に定着させる「半寄生性」の常緑樹で、1科1属1種の植物です。約30年ほどで樹高12〜15mまで生育し、固い緑の葉とピンクの花をつけます。

▼ 香りの特徴 : お香のような、官能的な香り

▼ ノート : ベース

▼ 香りの強さ : 中

▼ 抽出部位 : 心材

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : イランイラン、オレンジスイート、サイプレス、クラリセージ、グレープフルーツ、シダーウッド、ゼラニウム、ネロリ、ベルガモット、マンダリン、ローズマリー、ローズ

▼ こんな時にオススメ : 緊張を鎮めたい、イライラを鎮めたい、ゆっくりと眠りたい

▼ 使用上の注意 : 妊娠初期は避けること。精油全般に言える安全な使い方を守ること。





パチュリ



大地を思わせるエキゾチックな深く落ち着いた香りは気持ちを穏やかにし、情緒を安定させてくれます。パチュリと言う言葉は、インド北部の語源から来たもので、虫刺されや、ヘビに噛まれた傷に対する解毒剤として医療に使用されてきた長い歴史があります。

ほかの精油にパチュリの精油を加えることにより香りを長持ちさせる効果もあるので、ブレンドにも適しています。

▼ 学名 : Pogostemon Cablins

▼ 科名 : シソ科

▼ 植物の主な産地 : 南太平洋諸島

▼ 植物の説明 : 東南アジア原産のシソ科の常緑多年草。

▼ 香りの特徴 : 大地を思わせるスモーキーでエキゾチックな落着いた香り。

▼ ノート : ベース

▼ 香りの強さ : 中

▼ 抽出部位 : 全草

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : ゼラニウム、ラベンダー、クラリセージ、フランキンセンス

▼ こんな時にオススメ : 情緒不安定、判断力がない、ニキビや脂性

▼ 使用上の注意 : 精油全般に言える安全な使い方を守ること。





ベチバー



静寂の精油」とも呼ばれ、深い鎮静効果が知られています。インドやジャワなどの熱帯地方を原産とするイネ科の多年草で、レモングラスやパルマローザなどの仲間です。

別の名を「クスクス」と言い、インドなどでは葉や根はブラインドや日よけにも利用されてきました。


▼ 学名 : Vetiveria zizanoides

▼ 科名 : イネ科

▼ 植物の主な産地 : インド

▼ 植物の説明 : インドやジャワなどの熱帯地方を原産とするイネ科の多年草。

▼ 香りの特徴 : 大地を思わせる湿り気のあるスモーキーな香り。

▼ ノート : ベース

▼ 香りの強さ : 中

▼ 抽出部位 : 根

▼ 精油製造法 : 水蒸気蒸留法

▼ 相性の良い精油 : クラリセージ、オレンジスイート、ベルガモット、レモン、カモミールローマン、ゼラニウム、ラベンダー、ローズ、イランイラン、サンダルウッド、パチュリ、ローズウッド

▼ こんな時にオススメ : 心を落ち着かせる、鎮静作用、ストレス改善、にきびや肌荒れ等。

▼ 使用上の注意 : 香りが強いので使用量に注意が必要です。妊娠初期の方は使用できません。精油全般に言える安全な使い方を守ること。




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